インフルエンザは大きく分けるとA型・B型・C型の3種類あります。毎年患者数が多いのがA型・B型の2種類で、その中でもA型ウイルスは感染力が強く、世界中で爆発的に流行する恐れがあるため、危険性が高いです。A型の主な症状としては、高熱・筋肉痛・喉の痛みがあり、症状が悪化すると、肺炎や気管支炎など呼吸器系の合併症を起こす可能性があります。次に流行の恐れが高いのがB型ウイルスですが、A型に比べると症状は軽く、インフルエンザの予防接種を受けていれば発症する確率は低いです。しかし、下痢・腹痛・胃炎など消化器系に症状が現れる恐れがありますので油断してはいけません。そして、インフルエンザの種類の中でも危険性が低いのがC型ウイルスです。
患者のほとんどが5歳以下の子供で、主な症状としては鼻水が挙げられます。